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当社が起業し動き始めた2004年当時、金型事業ではブロー金型のメンテナンスのみを行っていました。しかし、設変修正が発生した場合に日本への輸送費がかさむ事や、既に現地スタッフを日本へ送り込み、スキルや考え方を習得させていたこともあり、新規の金型をインドネシアで製作することができるかもしれないという話になり、ブロー金型事業が2006年に始まりました。
以来15年ほどブロー金型事業を継続しており、当社はブロー金型のパイオニアの地位を確立する事が出来ました。ブロー金型のシェアは事業を開始した2006年から徐々に実績を重ね、現在では9割を超え続けており、国内トップを誇ります。特に自動車関連のブロー金型を製作しているのはインドネシア国内で当社のみです。
金型を日本以外の諸海外から調達した場合、どうしても日本より品質面で不足する部分が有りがちですが、当社のスタッフは日本でのスキル向上や日本の考え方を習得しており、日本と同レベルの金型が出来上がるのも魅力です。

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元々インドネシアには真空金型を製作している型メーカーは全くありませんでしたが、ある冷蔵庫の製造会社がインドネシアで真空金型メーカーを探しており、その際に当時ブロー金型事業のみを行っていた当社に金型製作の依頼がありました。その後、そのメーカー様より真空金型製作のノウハウを全て教わり吸収し、技術を身につけるに至りました。
その後、パナソニックのブラジル・フィリピン・ベトナム・インドネシア・インドの5カ国に冷蔵庫用真空金型を提供するほどにまで、実力を付けてまいりました。今では冷蔵庫の他、車や医療機器など、業界問わず対応が可能です。
大型の真空金型を製作しているのはインドネシアでは当社が唯一であり、最大で2200mm越えまで対応が可能です。当初より使われてきたバスタブタイプの「Female」、最近主流の圧空タイプ「Male」どちらでも対応可能です。又、真空金型は元より、ウレタン発泡ジグ（中子）やバリ取り加工様のトリミングダイスも製作可能となっております。

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CAD・CAMデータは画面上にしかない知的財産です。当社ではそんなデータを販売できる知的財産権販売ライセンスをインドネシアで所有している数少ない金型メーカーです。2016年頃からCAD・CAMデータの販売事業が始まり、売り上げは2021年度は日本円で800～900万円を見込んでおります。CAD・CAMデータに関しても当社スタッフが日本で得たスキルを駆使し、日本レベルの品質保証が可能です。
また、ご依頼が有ればお客様と作り上げたデータを日本に送り、その道３０年のベテランスタッフによる見直し作業も可能です。より日本に近い高品質レベルでのデータをご提出できます。