お客様ニーズに応え続けることで培った技術を基に
大手メーカー様との豊富な実績を獲得
ブロー成形金型では国内トップのシェアを誇り、パナソニック製の冷蔵庫用真空金型をブラジル・フィリピン・ベトナム・インドネシア・インドの5か国に提供。
射出成形金型も日本のグループ企業との連携で近年生産数を伸ばしております。
Production Results. #01
自動車のスポイラー部品の
ブロー成形金型
初めて社内製作したブロー金型はスポイラーでした。当時は現在の様にすべてを作り込めるほどキャパが無かったため、片面のみの製作を行っており、もう片面は日本の関東製作所からの輸入品となっていました。
写真は現在製作中(2021年10月)のスポイラー金型です。車体形状が複雑化したため、ブロー成形では難しい場所を、大きなスライド機構を用いり形状を作ります。金型温度も80℃近くに上昇させるため、銅のパイプで温水を流します。
Production Results. #02
安全保安部品用の
射出成形金型
射出金型は、2016年から製作を開始しました。設備補強の前に「人財育成」を重視し、従業員は日本のグループ企業での研修を経て金型の製作に至ります。デザイン・切削・放電・仕上げ・組立・クオリティチェック・そして初期トライと、すべての部署のメンバーが日本で研修を行っています。
写真は、安全保安部品の金型に発生しているバリの修理を行った状態です。客先に移管された金型をKMIにて修理し客先依頼の修理を行いました。
Production Results. #03
パナソニック製冷蔵庫の
真空成形金型
真空金型は、2006年に初めて製作を開始しました。当初、冷蔵庫用の真空金型はメス型(バスタブタイプ)が主流でしたが、現在では寸法精度がより良い写真のようなオス型のタイプが主流です。この立体的な金型の中にスライドシステム/温調設備等が組み込まれ、客先ニーズにお応えしています。
加えてウレタン注入用の「発泡ジグ」や成形品の穴あけ等に使用する「トリミングダイス」もセットで製作しています。
Production Results. #04
スポイラー穴あけ加工機
ブロー成形品には必ず「後加工」が必要になりますが、その作業を機械的に行うのが仕上げ・加工機です。捨て袋カット、穴あけドリル、パンチング、溶着、リークテスターなど様々な加工ができるようになっています。また、当社では金型製作時の製品3Dデータを基に加工機までの作り込みが可能なため、金型製作から後加工機製作まで一貫して対応致します。
車体への取り付けボルトを加工する穴を成形品に開ける機械。2つの穴を同時に決められた場所に開ける機械です。
Production Results. #05
知的財産販売ライセンス所有
CAD・CAMデータ販売
CAD、CAM販売には、知的財産を販売するライセンスが必要です。そのため当社は会社設立当初から、データ販売を目標に人材育成も行ってまいりました。デザインスタッフは日本語が堪能のため、お客様との直接打ち合わせも問題ございません。
今後は完成製品等の寸検も行う予定です。実際の出来栄えや3Dデータとの差異を数値として確認し、改修/修正の方向性を決める大事な資料になっていくと考えております。
Production Results. #06
成形機メーカー『SIKA』の
ブロー成形機販売
台湾にブロー成形機を製作しているグループ会社があり、加えてインドネシア国内にも相当数の設置台数がございます。また、当社においても1~2台/年の設置販売を行っております。
当社の強みは、機械仕様の打ち合わせから輸入申請、設置まで一貫したサービスを提供できることが自慢です。設置スタッフも日本語対応可能ですので不明点等は日本語で承ります。メンテナンスについても、台湾との直接打ち合わせにより部品取り寄せから部品交換まで一貫して作業を行います。
KMIの強み
日本のグループ企業との密な連携と『日本人的考え方』を得たスタッフ